【最悪裁判!?】カバー動画やYouTube投稿など、音楽活動における著作権のお話

 

こんにちは、稲富翔です。今日の記事は音楽活動における著作権のお話をしていきます。

「YouTubeにカバー動画をアップしたいんだけど著作権が怖くてアップできない…」と思う人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

僕自身はライブ活動を高校3年生から約5年間。ライブバーやライブハウス、ディナーショーやチャリティーコンサートと色々な形式で歌を歌ってきました。

画質は悪いですが、天神ハートフルフェスタ2017に出演した時の写真です。

またYouTube投稿も2016年から100本以上カバー動画やオリジナル動画をアップしてきています。

先輩ミュージシャンからしたらまだまだペーペーですが、それでも人並み以上に音楽活動をしてきたので、その経験から分かったカバー動画などの著作権のお話をしていきます。

ここを知らないだけで裁判沙汰にもなった例もあるので最後までしっかりと見てくださいね。

※注意僕は著作権の専門家ではありません

僕は著作権の専門家ではありません。
これまで活動をしてきて分かったことを、これから活動を始めたい、または今現在始めている人に向けて話しているだけです。
あくまでいちプレイヤーとしての意見だと思って聞いてください。

YouTube版はこちら

基本的に著作権はそこまで考えなくてOK

まずぶっちゃけた話をします。音楽活動における著作権はそこまで考えなくてもいいと思っています。

あなたが100人から1000人キャパのライブハウスを貸切ってライブをする、カバーアルバムを作成して売る。など、かなり大規模かつ利益を得ていくのであれば、著作権料を支払う必要はあるでしょう。

ですが、チャンネル登録者が母親と父親、後は仲の良い友達だけのYouTube動画にカバー動画を上げるのであればそこまで考える必要はありません。

僕もYouTubeに初めて動画を上げるときは母親しかチャンネル登録はいませんでした。

初投稿動画も親戚のLINEグループに父親がURLを張り付けたことで12回再生を突破しました(笑)

そもそも著作権は誰が保有しているのか

著作権に関してそこまで考えなくてもいい。という話をする前に、そもそも著作権とは誰が所有しているかの話をしていきます。

基本的に著作権は作詞者と作曲者にあります。

よく歌っている人に著作権があると勘違いしている人もいますが、曲の著作権は作詞者と作曲者だけです。

爆発的にヒットしたにも関わらず歌っている人にはほとんどお金がいかなかったというのはよくある話ですね。(まあこれは著作権というより中抜きが問題ですが…。)

直接連絡が取れないため仲介会社が存在している

カバー曲を歌いたいのであれば、作詞者と作曲者に連絡をして、「YouTubeにてカバー動画をアップしたいのですがいいですか?」と直接連絡して許可を貰う必要があるということです。

ただ、作詞作曲者の電話リストが記載されている電話帳が各家庭に一つあれば問題ないのですが、そんなものはどこにもありませんよね。

だから仲介として著作権の仲介会社を通じて著作権料を支払うことでカバー演奏をすることができていました。

日本だとJASRACが有名ですね。まあ評判はあまりよろしくないのですが…。

YouTubeはJASRACと提携している

ただ今の時代、カバー演奏をする人が爆発的に増えてきたので皆が皆JASRACに連絡をしカバー演奏の許可をとるのは不可能だと考えています。

もし今の時代でも、JASRACに連絡をしているのであれば電話対応のスタッフは気の毒な毎日を送っているはずです。

こういったことから基本的にYouTubeなどの動画投稿サイトは著作権管理の会社と提携を結んでおり、発生した収益を折半する。を条件にカバー動画の投稿をすることが許されています。

JASRACと提携を組んでいるサイト一覧

とくに近年AIの精度が上がっており、10曲連続でカバー演奏をした動画をアップしても各曲名をピタリと当てることもできる。技術の発展は凄まじいですね。

たまに、この分配に関して「著作権侵害のメールがYouTubeから来ました!」とビックリされる方はいますが、よくよく見ると『著作権侵害の警告ではありません。』と書かれていますので安心してください。

もちろんCDの曲をそのままアップロードなんてすると動画削除はされますが、普通にカバー動画をアップする分には何も問題ないということです。これまで100本近く動画をアップしましたが動画が削除されたことは一度もありません。

なのでYouTubeなどでカバー動画をアップしていきたいと思っているなら著作権はそこまで考えなくていいですよ。と冒頭で伝えました。

ここまでのまとめ
  • 著作権は作詞者と作曲者にある
  • 直接連絡を取るのが難しいのでJASRACが間にいる
  • 今はYouTubeなどがJASRACと提携している
  • なので著作権はそこまで考えなくてOK

注意。カラオケでの歌ってみたはNG

カバー動画をする際に、そこまで考える必要はない。と伝え安心された方は非常に多いでしょう。

中には「よーし、カラオケに行ってカバー動画を撮影しまくるぞ!」とiPhoneと100円ショップの三脚を持っている人はいますが、それはNGです。

カラオケでの動画撮影は、また別の著作権侵害が発生してしまいます。作詞者や作曲者ではなく、カラオケ音源に対する著作権侵害が発生してしまいます。

カラオケ動画で裁判になったケースがある

「でもYouTubeとかで何百万再生のカラオケ動画はあるよ!」と思う方はいるでしょうが、あくまで今現在、処置がされていないだけで削除依頼があれば即刻削除または動画公開を停止しないと最悪チャンネルBANに繋がります。

2017年に公開された記事ですが、この時点で年間12万件も削除依頼を行っているそうです。しかもYouTubeだけで12万件です。

カラオケ歌唱動画の投稿で敗訴 何がどう問題なのか、カラオケ大手メーカー2社に聞いた

また平成28年にカラオケで撮影された動画投稿で裁判にまで発展し、敗訴したケースがあります。実はこの一見に関しては、なんだかよく分からないまま裁判が進んでしまったらしいです。当事者のTwitterアカウントにこちらから飛べるので確認されてください。

ただどちらにせよ、カラオケでも歌ってみた動画は申告されれば一発アウトだということは変わりません。

クリーンな音楽活動を目指しましょう

音楽活動をするのであればなるべくクリーンにやりましょう。

カラオケでの歌ってみた動画は時限爆弾を抱えて活動をしているようなものです。

コツコツと動画をアップしていきチャンネル登録が1万人を超えた!と喜んだタイミングでチャンネルBANになるとトンデモなく辛いでしょう。

カバー動画は弾き語りがおすすめ

カバー動画を作成するさい、アコギやピアノが弾ける方は弾き語りをすることをおすすめします。

録音環境を気にしなければ撮影はとても楽です。100均のスタンドとスマホがあれば動画撮影を今すぐにでも始められます。

DTMが扱える方は音源を自作するのもいいでしょう。しっかりとした音源を作り込むことができれば弾き語りよりもクオリティの高いカバー動画を作成することができます。

伴奏や音源作成を作ってもらう(お金が必要)

弾き語りもDTMどちらもできないよ。という方はできる方に依頼してもいいでしょう。

プロに頼むかアマチュアに頼むかで値段は変わりますが、

  • 伴奏なら1曲3000円~20000円
  • 音源なら5000円~30000円

ほどかかります。

「えー。そんなにお金かかるの?」と思うかもしれませんが、一つの楽曲を伴奏するのもDTMでアレンジするのにも時間や労力がかかることを僕は知っています。

その労力を知っている身からすればこの値段は妥当…より少し低いかなって感じですね。

依頼をするのであれば、知り合いのピアニストやギターリストにお願いします。周りにいなければココナラなどのサイトが良いでしょう。

YouTubeで無償提供している人の力を借りる(お金はかかりません)

ただ、お金を掛けずともカバー動画を作成する方法もあります。

アレンジャーや伴奏者方でYouTube上に音源をアップし、かつ「ご自由にお使いください」と言ってくださる方はかなりいます。

※マイナーな曲はあまり投稿されていません。

彼らもアレンジャーとして伴奏者として有名になりたいがために動画投稿をしている方が大半なので、あなたに音源を使ってもらうことが宣伝になります。

YouTubeにアップされているものは圧縮されているため音質は悪いです。それでもお金をかけずにカバー動画を投稿することができるので、特に初心者の方にはおすすめの方法です。

ここまでのまとめ
  • カラオケでの歌ってみたはNG
  • 弾き語りやDTMなどでカバー動画をアップしよう
  • 出来ない方はプロに頼むか無償提供の力を借りましょう
  • とにかくクリーンに活動をしていきましょう!

それでも音楽活動に踏み込めないあなたへ

もしここまでのビデオを見て「それでも音楽活動を始めるのが怖い…」「何かしらの著作権を侵害しそうで活動ができない…」と思いとどまっている方に言います。

あなたは本当に著作権が怖くて活動できないのでしょうか?

以前にも著作権に関する動画をYouTubeアップした際、「著作権が怖くて音楽活動が始められませんでした。」というコメントを頂きました。

半年前に頂いたコメントだったため「どんな音楽活動をしているんだろう」とその人のチャンネルに飛んでみたのですが、一本も動画をアップしていませんでした。

著作権ではなく批判が怖い

本当は著作権が怖いのではなく自分の歌を晒すのが怖いのではないでしょうか。

  • 「動画を投稿して下手くそって言われたらどうしよう」
  • 「低評価が沢山きたらどうしよう」

と思い自分の歌を投稿するのが怖いのではないでしょうか。

もしそうであれば安心してください。誰もあなたの歌なんて聞きません。

動画を投稿しても最初は全く見られません

こういうと「あなたの歌は聞くに値しないものだ」と捉えられそうですが、そうではありません。

ネットに動画を投稿したとしても、全世界の人の耳には届かないです。恐らく再生されても30回ほどでしょう。僕も最初は10回ほどでした、しかも全部身内。

滑稽なことですが僕は「もしかしたらこの動画をきっかけに事務所からオファーが来るかもしれない」とワクワクドキドキとした気持ちでYouTubeの投稿ボタンを押しました。

でも結果は10回ほどしか再生されない。しかも全て親戚一同の視聴です。

あなたのファンが増えていく

全く見られない状態からのスタートでも、10本、20本と動画を投稿していけば、少しずつ再生回数や評価、コメントも増えていきます。

中には「下手くそ」なんてコメントも来ます。が、それ以上に賞賛のコメントも貰えます。

僕も下手くそってコメントやキモイなんて顔を批判されたり、なんなら宗教にハマっているような顔しているな。なんて言われたりしました。その動画を見返すと本当にその通りでした。

YouTubeに動画を投稿した3時間以内に必ず低評価をつける人を僕は知っています。

それでも、「世界観が好きです」「歌上手ですね」「今回の動画も癒されました」なんてコメントを貰います。毎回高評価を必ず付けてくれる人がいます。

投稿を続けると歌は上達していく

また動画を何度も投稿し続けると歌自体も上達してきます。

YouTubeやニコニコ動画から人気が出た歌い手、歌手の初投稿動画を聞いて見てください。ビックリするぐらい今と歌い方も声質も違います。

歌があまり上手じゃない方でも投稿を続けていけば上達していきます。また投稿していく中で「もっと上手くなりたい!」と思い練習に励んだりボイトレ教室に通ったりするようになります。

アンチが付くことはむしろいいこと?

ネットの世界ではこういった言葉をよく聞きます。「アンチがついてから一人前」と。

あなたのことが嫌いな方にまで情報を届けることができるまであなたは影響力を身に着けたということです。

もちろん、人間の心を成長の過程で無くしてしまったようなアンチの人はいます。平気で人格否定をする人は存在します。そんな人からコメントが来たとしてもブロックしてしまえばいいんです。

サイコパスな人からくるコメントに見る価値はありません。

アンチコメントで溢れかえったらコメント欄を封鎖してもいいんです。YouTubeではコメント欄を封鎖する機能があります。

僕はコメント欄を封鎖はしていませんが、アンチコメがきたらノータイムでコメントの削除&ブロックをしています。

だって僕だけじゃなく僕のファンの人も嫌な思いをするから。あなたも自分が好きな歌手のMVに「下手くそ」なんてコメントが付いていたら嫌な思いをしますよね?

楽しみにしていた遊園地が生ごみだらけだったら不快ですよね。

あなたはディズニーランドのキャストのように楽しみにあなたの動画を視聴してくれる方を思ってコメントを消しブロックをしないといけないのです。

もう一度繰り返します。あなたが音楽活動を始められないのは著作権が怖いからでしょうか。それとも批判が怖いからでしょうか。

動画投稿を初めて見ると驚くほど視聴されないことに気づきます。またアンチコメが来る頃にはあなたのファンの方が大勢いるでしょう。あなたの悪口をいう人はゴミ箱に捨ててしまい、あなたの熱烈なファンの方にお礼コメントをしていきましょう。

まとめ

今回は音楽活動に関する著作権の話から音楽活動そのものの話をしました。

基本的にYouTubeなどでカバー動画をアップするの際に著作権はそこまで考える必要はありません。

ただカラオケ動画などはカラオケの音源そのものに著作権が発生してしまうため、アコギやピアノなどの弾き語りや、別の音源をしようしてカバー動画を作成していきましょう。

それでも音楽活動を始められない人は自分の歌をネットに晒すのが人様の耳に晒すのが怖いと思っている方が多いです。

でも安心してください。いきなりトップYouTuberのように何万何十万も再生されません。おそらく5~30回ほどしか再生されないでしょう。

また「下手くそ」「キモイ」などというアンチが出てきた頃にはあなたのことが好きなファンの人も出てきます。アンチはゴミ箱にいれてあなたの熱烈なファンにだけお礼コメント、またはお礼ハートをしていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です