オク下が勿体ない3つの理由【ボイトレ】

 

こんにちは、稲富翔です。今回は『オク下で歌うのは3つの理由から考えて勿体ないよ』について書いていきます。

僕は15歳から音楽の専門学校に入り、そこから約8年音楽を真剣に学び、今はボイトレ講師と自分自身の音楽活動をしている所謂音楽の仕事をしている人です。

そんな僕でも昔は高い声が出せず、女性の曲をオク下で歌っていました。当時は絢香さんやJUJUさんsuperflyさんが人気だったので彼女たちの曲をカラオケに行ったときはオク下でかなり歌っていました。

当時オク下で歌っていた時と今人並み程度に歌えている自分を比べると「オク下で歌うのは勿体ない!」と切実に思うのでその理由を解説していきます。

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オク下が勿体ない理由3選

オク下で歌い続けることが勿体ない理由は以下の3つです。

  1. 熱唱体験が得られない
  2. 「歌が上手いね」とあまり言われない
  3. いつまで経っても高い声が出せない

これらの理由があるのでレッスンに来られる生徒さんには「今オク下で歌っています」「原曲キーで歌いたくはないですか?」と尋ねた後にオク下改善に取り組んでいます。(もちろん了承を得た後にですよ)

理由①熱唱体験が得られない

まず一つ目の理由は「熱唱体験が得られない」です。オク下で歌うことを否定するつもりはありません。僕も昔オク下で歌っていた人ですから。

ただ、今と昔を比べると圧倒的に今現在の方が「歌を熱唱しているな」という感覚が強くあります。

熱唱体験とは高い声をスパーンと出す感覚や、全身を使って歌うことを指します。基本的にオク下で歌っている人は音楽の構造上、熱唱をする。という体験が得にくいです。

楽曲はオク下で歌われることを想定していない

あなたがカラオケで普段から歌っている曲もYouTube上で流れるMVの曲も作った人がいます。いわゆる作曲者ですね。

作曲者が楽曲を作り時は「そのアーティストの魅力的な音域」を基準にメロディーラインを作ります。もちろんこれ以外にもキャッチーかどうか。世界観はどうか。色々と考えることはありますが、一番大事なところは魅力的な音域を使えているかどうかです。

僕もオリジナル曲を作ったり、人に提供をしたりするのでそこ考え方をもって曲を作っています。特に人に提供するときは。

歌う人のキーによって適正なキーは変わります。それでもマイナス12キー(オク下のこと)をして成り立つ楽曲は世の中に存在しないでしょう。

女性曲はマイナス4~7が妥当

男性の人が女性曲をカバーする際のキー設定はマイナス4~7が妥当だと言われています。というか僕が今考えました。

マイナス4~7の間でキー設定をすると男性の魅力的な音域で歌うことができ、「ああ、熱唱しているな」と程よい疲れと高揚感を得ることができます。

ただこれ以下になると男性の魅力的な音域(E4以降)は少なくなっていきます。特にオク下はキーをマイナス12することと同じなので、そこまで下げてしまうと高い音はほとんどなくなってしまいます。

理由②「歌が上手いね」とあまり言われない

これは熱唱体験に通ずるものですがオク下で歌い続けても周りの人から「歌が上手いね」とあまり言われません。中には褒めてくれる人もいるので「あまり」という表現をしています。

適切なキーではなくオク下で歌うと熱唱することが難しい。その熱唱は聞く人にも影響し「うわぁ、この人の歌凄い!」と思われやすく、オク下で歌うと「あ、低音がすごいね」と思う程度です。

別に人に褒められるために歌っているわけではないし、カラオケも自分で好き勝手に歌っているだけだから僕はこのままオク下で歌い続けるよ!そう思う人もいるでしょう。

ただ僕の経験上、褒められると嬉しいモノですよ。承認欲求に依存すると人はダメになりますが、多少は己の承認欲求を他人に求めてもいいと考えています。

好きな歌を歌って己の承認欲求が満たせる。最高のことだと思います。

理由③いつまで経っても高い声が出せない

オク下で歌うことが勿体ない最後の理由は「いつまで経っても高い声が出せない」です。

歌は才能ではなく慣れだと僕は考えています。生まれつき歌が上手い人はおらず育っていく過程で声を出すことに慣れてきた人、歌うことに慣れてきた人。こういう人を世間一般では「歌の才能がある人」と定義されていると考えています。

歌は才能ではない。ボイトレをすれば誰でも上手くなる。

2020年11月28日

何度も言うようにオク下は原曲キーからマイナス12キーして歌う方法です。カラオケのキー調整ボタンを12回ピピピとすることと同じことです。(下げられるキーの幅は決まってますが)

それだけ音を下げてしまうと高い音が出せなくなってしまいます。高い音を出さずに歌い続けると高い声を出すことに慣れるチャンスがなくなります。

結果オク下で歌い続けていくと一生高い声が出せない…。そんな未来が待っているかもしれません。

オク下は悪いことじゃない

ここまでオク下が勿体ない理由を3つ解説してきました。見てくださっている方の中には「そんだけぼろくそに言うってことはオク下は悪いことなのか!」と思う人もいるでしょう。

ただ僕は「オク下は悪いことじゃない」と思っています。歌は自由です。音楽は自由なものです。自由なものをどうしようがその人の好きにやっていいと考えています。

ただ理解してほしいことは「今現在高い声が出せないだけでボイトレをすれば高い声は出せるようになるよ」です。

キーを7つ上げた生徒さんのケース

僕はこれまで様々なタイプの生徒さんを見てきました。中には無意識のうちにオク下で歌っている人も。

そんな人でも半年間も通えばオク下で歌うことなく、原曲キーで歌うことができるようになりました。生徒さんがずっと歌いたかったグリーンのキセキも歌えるようにまでなりました。(もちろんキーは下げてます)

その生徒さんはオク下で歌っていた時から+7もキーを上げることができました。これも才能ではなく、慣れです。

コツコツとボイトレを積み重ねてきたことで高い声を出せるようになりました。

あなたも是非脱オク下を目指してください。熱唱する体験は何物にも代えがたいものがありますよ。

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