【地声が低い】何故あなたが高い声を出せないのかを理論的に解説【音源付きのボイトレあり】

こんにちは、稲富翔です。今回はなぜあなたが高い声を出せないのかを理論的に解説し、かつ対処方法もご紹介していきます。

まあ、「あなたが高い声を出せない」を前提に記事を書いていきますが、もしそうでないなら申し訳ありません。

ただこの記事を開いている人は「高い声が出せない」と悩んでいる人じゃないでしょうか?「あの歌手の曲が歌いたい!」と思っても高すぎてキーを下げる。もしくはサビだけオク下で歌っているんじゃないですか。

僕も昔は全く高い声が出せずに女性の曲をオク下で歌っていました。最悪なことにオク下で歌っていることに気づかず、「ゆずは低くて歌いにくいよね。女性の曲の方が歌いやすいよ。」

なんて自慢げに鼻を膨らませて同級生に話していたことがあります。まあこれはまた記事にするのでお楽しみに(笑)

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高い声が出せないのは才能ではなく慣れてないだけ

まず最初に言います。あなたが高い声を出せないのは才能ではなく、ただ出すことに慣れていないだけです。

  • 「俺には歌の才能はないんだ…」
  • 「高い声は一生出すことが出来ないんだ…」
  • 「ずっと女性の曲をオク下で歌っていくんだ…」

と思っている人は多いでしょうが、それは間違いです。高い声は才能ではなく、慣れで解決できます。

言い変えると出すことに慣れる。また出すための筋肉の扱い方をボイトレで鍛えていくことで出せるようになっていきます。

バリバリに歌が上手なあの人も慣れているだけ

あなたの周りでボイトレに通ってないのに、なぜが歌が劇的に上手い人っていませんか?

流行りの高いアーティストの曲を余裕しゃくしゃくで歌っているのを目の当たりにすると「歌って才能なんだな…」って思う気持ちはとても分かります。

僕は高校生の時に音楽の専門学校に入学しました。僕は「歌を上手くなりたい!」という思いで歌が下手くそな状態で入学しましたが、もともと歌が上手な状態で入学した人はたくさんいました。

なんならヴォーカル学科の僕よりもドラム学科の人の方が歌が上手かったケースもあったりします(笑)

ですが、その人たちは生まれた瞬間から歌が上手かった訳じゃなく、成長する過程で高い声を出し慣れてきた。高い声を出すための筋肉の扱いを知らず知らずに鍛えてきた。だけです。

才能は関係ないが環境は関係ある

幼少期から歌うことが大好きな人、両親や周りの人が音楽をしている。

あと意外に多いのが「自宅で大きな声で歌っても怒られない環境だった」があります。

日本と海外の方を比べると、どうしても日本は音楽に疎い人が多い印象があります。

その理由は国が狭く、一世帯当たりの感覚が狭い。だから日常的に歌う習慣も音楽を聴く習慣も身につかないんじゃないかな。と勝手に解釈しています。

才能は関係ありませんが、幼少期のころに大きな声で歌えたり、周りに音楽をしている人がいるなどの環境は関係あります。

環境によって歌う頻度があがり、次第に声をだすことに慣れる。高い声を出すことに慣れるようになります。

なのであなたも高い声を出し慣れる。また筋肉の扱い方を鍛えるボイトレを1日5分でもいいので続けていくと歌が上手くなっていきます。

まずはTAとCTの扱い方に慣れよう

ここまでで何度も伝えている、扱うべき筋肉は『TA』『CT』になります。いきなり英語が出てきて「え?何?」となっているかもしれませんが説明しますね。

TAとCTは声帯を動かしてくれる筋肉になります。TAとは日本語で甲状披裂筋(こうじょうひれつきん)というもので、甲状軟骨と披裂軟骨を繋ぐ筋肉なので甲状披裂筋といった名前をします。

もう一つのCTは日本語で輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)。輪状軟骨と甲状軟骨を繋ぐ筋肉なので輪状甲状筋。声帯周りの筋肉はたくさんあるらしいのですが一番重要なのはこの2つです。

TA=地声、CT=裏声で最初は良いと思います

厳密には違うのですが、簡単な解釈としてTAは地声を出すための物でCTは裏声を出すための筋肉だと最初の内は考えても良いと思います。

トレーニングをするときもTAの扱いに慣れる場合は地声(チェスト)で、CTの扱いになれる場合は裏声(ヘッド)で行うことが多いです。

僕は音声学者ではないので詳しいことは言えませんが、ボイストレーナーの小久保よしあき先生がYouTubeにて非常にマニアックな動画を公開しています(笑)

非常に参考になると思うので是非見てください。

YouTubeに飛びます>>

日常生活ではまず使わない筋肉です

日常生活を送るにあたって2つの筋肉を使うことはあまりありません

また女性なら日常会話のなかで裏声を使う方もいますが、男性は基本的に一定のトーンでしか話さないため特にTAやCTを扱いません。

普段の生活で運動習慣がない人がいきなり運動をしても思うように動かせず、さらには身体を痛めてしまうように、日常生活で声を出す筋肉をほぼ使っていない人がいきなりカラオケで歌っても思うように歌うことはできません。

言い換えれば日常生活でほんの少し、1日5分でも筋肉を使うボイトレをすれば歌は上手くなるってことです。

TAとCTを鍛えるトレーニング

それでは最後にTAとCTを鍛えるボイトレをご紹介します。本当なら1.5オクターブスケールとかのボイトレが一番扱いに慣れるのでおすすめなんですが、いきなりやると「え…難すぎ…。」と挫折の原因になります。

なので今回ご紹介するボイトレはめっちゃ簡単、かつ音源なしで出来る物をご紹介します。

TAトレーニング

地声が高い方、また普段地声で喋っていない方は意識的にTAを鍛える必要がありますが、それ以外のかたはそこまで鍛える必要はありません。

あくまでTAの筋肉を起こすためのエクササイズをご紹介します。

手のひらを合わせて、下にグッと力を入れる。そのタイミングで出しやすい音でいいので「あ」や「ガ」と言ってみましょう。

「あ」のVer

 

上の音声がしっかりと出来ている場合の音声になります。これを1日10回ほど繰り返すだけでOKです。

あくまで扱いに慣れる訓練なので「大きな声」や「力強い声」は必要ありません。ただし息漏れが多い声や間延びする声はNGです。

息漏れVer

 

間延びVer

 

成功Ver

 

文章や音源だけでは分かりにくい場合は動画で学びましょう!

CTトレーニング

次はCTを扱う訓練をしましょう。CTを鍛えるには裏声が最適です。

僕の記事では頻繁に「裏声を鍛えよ」と伝えているので「また裏声の話をしている」と思う人いるでしょうが、裏声は超大事です。裏声を出し続けることで扱い方に慣れていきます。

まずは裏声を単発で出すことから始めましょう。「フー」やリップロールで行うと出しやすいです。

単発Ver

 

単発で出せる人は、遊びのように音程を動かしてみましょう。バイクのエンジンをふかすイメージで下から上に動かしてみましょう。

動かすVer

 

それもスムーズにできるよ。という方は地声からスタートして声区融合の訓練をするとCTの扱いに慣れるだけじゃなくミックスボイスの習得にも繋がります。

声区融合Ver

 

まずは裏声で遊ぶところから始めましょう。1日5回で最初はOKです。

ミックスボイスの第一歩!3ステップで声区融合を完成させよう!

まとめ

記事の内容のまとめです

  • あなたが高い声を出せないのは慣れていないだけ
  • TAとCTを扱う訓練をしましょう
  • TAを起こすトレーニングを10回
  • CTを動かすトレーニングを5回

慣れてきたら少しずつピアノスケールでやってみる。1.5オクターブスケールやブロークンアルペジオスケールなどでトレーニングが出来るようになると扱い方が上手くなってきます。

できるところから少しずつやっていきましょう!

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