上手くなりたいならボイトレと歌は分けて考えよう

 

こんにちは、稲富翔です。

さてこの記事ではあなたのボイトレを効果的に進めるためのものではなく、逆にボイトレを最悪なものにしないために用意したものです。

今回は上手くなりたいのなら歌と発声は一旦切り離そうというお話をしていきます。

「私はそんな声で歌わない」専門学校のボーカル授業の時に何度もこのフレーズを耳にしてきました…。

私のスタイルに合わないから

ボーカルのレッスン中に先生から指導を受けた生徒は、声が籠った歌い方をする女の子でした。

その子自身、すごく心地の良い現代っぽい歌い方をするシンガーだったのですが、声が籠りがちだったため歌詞がなんて言っているか聞き取れなかった。

そこでボーカルの先生が「声をもっと前に集めてみたら?ほらこんな感じで」とデモンストレーションをしてくれたのですが、

「私の歌じゃそんな声は使わない!」と彼女はトレーニングを否定しました。

彼女は歌と発声を切り分けれなかった

もちろんボーカルの先生は色々な言葉を使って説得をしていました。

「今の歌も魅力的。でも歌詞がもっと聞き取れたほうが魅力があがるよ」と色々言ってくれたのですが、彼女は先生からの言葉を受け取らず、トレーニングを放棄してしまいました。

その結果歌は籠りがちで何と言っているか分からないままに…。

彼女は発声と歌を切り離すことができなかったのです。

もちろん彼女の言い分もわかります。私の歌のスタイルではそんな声は使わない。正しいことです。

ですがそのトレーニングをすることで、そのスタイルを維持しつつ聞き心地の良い歌を歌うことができたのです。

僕はミックスボイスに7年かかりました

ボイストレーニングというのは不思議なもので、ある一か所を鍛えていくと全体的に歌がレベルアップしていきます。

実は僕自身、先ほどの女の子のように「俺に高い声は必要ない」と7年間ほどミックスボイスの習得をやってきませんでした。

もともと歌声が低かったこと、体格的に低域が響きやすいため、高い声ではなく低い声を鍛え続け、曲も低い曲ばかり歌ってました。

ですがボイトレの講師として働きだし生徒さんに教えてくれと言われたので仕方なく練習を始めてミックスボイスを習得しました。

すると面白いように今まで歌っていた曲が半分の力で歌えるようになりました。

ミックスボイスを習得したことで歌全体のクオリティが上がったのです。僕は先ほどの彼女のように歌と発声、歌とボイトレを切り離すことが出来ていなかったのです。

「恥ずかしい…」は成長の予兆

今回はチェストボイス、地声を徹底的に鍛えるコースです。あなたには今まで出したこともない声を出してもらいます。

トレーニングの中には「恥ずかしい」と思ってしまうものもあるでしょう。また「私はそんな歌い方をしない…」と思う時がくるかもしれません。

そう思った時こそ歌と発声を一旦離してください。一旦切り離してトレーニングをすると驚くほど成長することができます。

キモは『一旦』離すこと。

最初の時はトレーニングとして発声を極端にオーバーにやってもらいます。そしてある程度発声が沁みついてきた段階であなたの今までの歌に声を寄せていく。

こうするだけで今までよりもあなたの歌のクオリティは各段にあがります。なのでまずは一旦発声と歌を分けてください。

あなたの歌のスタイルは一旦横において、声を鍛えることだけに集中してください。これは非常に大切な考え方です。

昔の僕のようにくっつけてしまうと7年間もの時間を無駄にしてしまいます。必ず忘れないでくださいね。

まとめ

今回の記事のまとめです

  • 歌と発声は一旦切り離す
  • 僕はそれができず7年無駄にした
  • キモは一旦切り離すこと
  • 出来るようになれば元のスタイルに戻そう

どのボイトレノウハウを学んだとしても、根底に「私の歌のスタイルと違う」と思うだけで練習をする機会を逃してしまいます。

勿体ないことなので歌と発声は一旦切り離すようにしましょうね。

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