歌は才能ではない。ボイトレをすれば誰でも上手くなる。

 

こんにちは、稲富翔です。

この記事はもしかするとあなたの常識を破壊する過激なものになるかもしれません。

「早く地声を太くカッコよくするボイトレを教えてくれよ!」なんて声も聞こえてきますが、まずはこの記事を見てください。

もしあなたが「歌は才能だ」と思うのであればそれは大きな間違いです。あなたの声は今でも素敵だし、これからもっともっと素敵なものになっていきます。

YouTube版はこちら

歌は才能ではない

まず、この誤解を解く必要があります。

  • 歌は才能で生まれつき上手さは決まっている
  • 幼少期に英才教育を受けないと音楽の才能は身に付かない

この2つは大きな誤解です。歌のうまさは生まれつき決まるものでもなく、幼少期に英才教育を受けずとも音楽のスキルを身に着けることはできます。

ほとんどのウサギは怠けて寝てしまう

もちろん、歌が最初から上手な方はいます。何もトレーニングをしなくともバリバリ上手な歌が歌える人を僕は沢山見てきました。

あなたの周りにも「ボイトレ?通ってないよ」と言う歌うまな人はいらっしゃるでしょう。

でもそういった最初から上手な方って、もっと上達しようと練習をしないんです。

ウサギと亀の童話ってありますよね。まさしくあれです。ウサギは亀よりも足が生まれつき速かったが、途中で居眠りをした結果追い抜かされましたよね。

「天才だね」は成長を止める言葉

専門学校でウサギと似たように才能があったがゆえに、

  • 「○○君は歌うまいね」
  • 「凄い!天才だね!」

と周りからチヤホヤされ、「俺ってすごいんだ」と勘違いをし、ウサギと同じく怠け出してしまいます。

こうやって怠ける人はもともと歌が上手いため練習をすることはほとんどありません。全く練習をしないから成長せず、周りの人がドンドン成長していき差が開いていく。

結果、前みたいに周りからチヤホヤされなくなり居心地が悪くなって学校にも来なくなる。そんな人を両手では数えきれないほど見てきました。

スタンフォード大学心理学教授で『MINDSET』の著者であるキャロル・S・ドゥエック先生はこういった才能はあったけど成長できない人のことを著書で「硬直マインドセット(fixed mindset)」と定義していました。

硬直マインドセットとは

自分の能力は石板に刻まれたように固定的(フィックスト)で変わらないと信じている人。自分の能力を繰り返し証明せずにはいられない。

才能ではなく継続がカギ

なにもあなたのことをカメと言っているわけではありません。あくまで例えです。

でもカメは歩くことをやめなかったことでウサギを追い抜かすことができました。たとえ今現在歌が下手な人でもコツコツと続けていけば生まれつき才能があるやつを追い抜かせるんです。

先ほどご紹介したキャロル・S・ドゥエック先生は、才能ではなく努力で能力を高めることができると考える人のことを『しなやかマインドセット(growth mindset)』と定義しています。

しなやかマインドセットとは

人間の基本的資質は努力次第で伸ばすこと(グロース)することができるという信念を持っている人

スタンフォード大学で心理学の教授を務めている方が「才能は関係なく、『自分の能力は努力で伸ばすことができる。』と思うことが大切」と言っているのです。これは歌だけではなくスポーツや芸術、仕事など様々なことでも応用できる考え方です。

稲富翔はセンスの欠片もなかった

僕の音楽センスは最悪なものでした。

小学5年生のとき卒業生を送る歌を練習中に、担任の先生から名指しで「翔汚い声で歌うんじゃない」と言われたことがあります。

もしかすると担任の先生はふざけて汚い声で歌っているやんちゃな生徒に対して注意しただけかもしれません。でも僕は本気で心を込めて歌っていました。

中学3年生の時には同級生から、「お前はプロの歌手になれない、何故ならお前は歌が下手だからだ」と面と向かって言われました。

さらにさらに「例えばサッカー部の田中がプロサッカー選手になる。っていうなら分かる。あいつはサッカーが上手だ。でもお前が歌手になるといってもお前は歌が下手だから想像が付かない」なんて理路整然と言われました。「なるほどな」とちょっと関心するぐらい。

「そのTシャツの人誰ですか?」「え?ジョンレノンだよ?」

また音楽の知識も皆無でした。

知っている曲は母親が持っていたMDに入っていたグリーンのキセキと愛歌、それと、いきものがかりのブルーバードだけです。小学生の頃カラオケでそればっかり歌っていました。

ちなみに専門学校の時に先生が着ていたTシャツのプリントを見て「それって誰ですか?」と尋ねたことがあります。そのプリントに書かれていたのはジョンレノンです。

僕はジョンレノンもポールマッカートニーもビートルズも知りませんでした。

歌が才能なら僕は下手くそなまま

才能は生まれつきのもので、成長しないのであれば僕の歌は昔のように下手くそで汚いものでしょう。

ですが今現在、嬉しいことにファンの方から「素敵な歌声ですね」と言われたり、生徒から「先生のように上手くなりたいです」なんて言われるようになりました。これは自慢です。

僕個人的な経験ではありますが、歌は才能ではないようです。コツコツと努力を継続することで誰でも上手くなれるようにです。

50歳からピアノを始めた海苔漁師

先日YouTubeを見ていたら素敵な動画を発見しました。

この方は海苔漁師をずっとされていたのですが、ある日テレビから流れてきた「カンパネラ」を聞き「自分も弾けるようになりたい!」と思いピアノを始めたそうです。

ピアノを初めた頃、徳永さんは楽譜を全く読めなかったのでどのように練習をしたらよいのかわかりませんでした。その時に出会ったのが、YouTubeに掲載されているピアノの練習動画だったそうです。

弾く鍵盤が光る動画を見ながら独学で練習をし、今では色々な方の前でピアノ演奏をするほどに成長したそうです。なんだか素敵ですよね。

1日3時間練習しろ!とはいいません。

歌は才能ではありません。どれだけ歌が下手くそな人であってもコツコツと継続すれば上達していきます。

何も1日3時間練習をしろ!とはいいません。(本気でプロを目指すのであればそれぐらいは必要ですが)

まずは1日5分からトレーニング始めてください。毎日必ずボイトレの記事や動画を1本は視聴するでもいいでしょう。

毎週土曜日の午前中はカラオケに1時間行く。でも素敵です。

大切なことなのでもう一度繰り返します。あなたの声は今でも素敵だし、これからもっともっと素敵なものになっていきます。そのためにも正しい知識を学び実践をしてください。

コツコツと続けていきましょう。その積み重ねがあなたの声をもっと魅力的なものにしてくれます。

まとめ

今回の記事の内容をザっとまとめると

  • 歌は才能ではなくコツコツと継続することが大事
  • 才能ある人は才能に胡坐をかいて練習をしない
  • 1日5分でもいいからコツコツと継続しましょう!

今後お届けするコース内容を学ぶためにも、このマインドセットは必ず押さえておいてください!

NEXT記事【上手くなりたいなら歌とボイトレは分けて考えよう】>>

上手くなりたいならボイトレと歌は分けて考えよう

2020年11月29日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です