ミックスボイスが出せない人必見!多くの方が誤解している3つのこと

 

こんにちは、稲富翔です。

今回はミックスボイスに関する3つの誤解を解説していきます。多くの方はミックスボイスを誤解しています。ただ誤解するだけなら何も問題ありません。

僕も小さな頃、天気予報でお姉さんが「波浪注意報」と言うたびに「なんでここだけ英語なんだろう?」みたいな誤解をずっとしていました。ただ誤解をするだけなら可愛いだけで済みます。

ただ、今回ご紹介するミックスボイスに関する3つの誤解を持っているだけでミックスボイスの習得が遅れてしまう…。どころか一生ミックスボイスの習得ができない場合があります。

僕はこの誤解を持っているだけでミックスボイスの習得に6~7年ほど時間がかかってしまいました。

今現在ミックスボイスが習得できていない方。ミックスボイスを出せるように努力をしているけど上手くいかない方は、この記事を最後まで読み、3つの誤解をしていないか、またしていた場合は今すぐ誤解を無くすようにしましょう!

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誤解①:ミックスボイス=高い声

まず一つ目の誤解はミックスボイス=高い声。です。

「は?ミックスボイスって高い声を出すための声でしょ?」と大半の方は思っていると思います。大丈夫です。ミックスボイスを習得することで最終的にハイトーン、高い声を出すことは可能になります。

ただし、ミックスボイスを今から習得しようとしている段階で「ミックスボイス=高い声を出すもの」と思うのはNGです。

ミックスボイスは声区です

ミックスボイスというのは声区です。英語ではレジスターと言います。合わせてボーカルレジスター(vocal register)ですね。

上の図でいうとミドルボイスのところが皆さんがイメージしているミックスボイスの区域になります。

僕の見解

情報が多すぎて僕も混乱しているのですが、ミドルボイス=ミックスボイスでいいんじゃない?って思ってます。団体によっては「男性にはミドルボイスは存在しない」と言っているところもあるぐらいなので、正直よくわかんないです。はい。

声の区域ということは、高い声もあれば低い声もあります。あなたが想像している音の高さより遥かに低い音のミックスボイスが存在しているということです。

そして地声やミックスボイスなどの高音発声は「ギリギリ出せる音の高さから徐々に伸ばしていく」必要があります。

今現在ミックスボイスが出せない人は低いミックスボイスから出せるようになる必要があるということです。

男性はE4、女性はA4からスタート

人それぞれ個人差はありますが、ミックスボイスの最低音は男性ならE4。女性ならA4です。

男性のE4というのは福山雅治さんが作る楽曲の最高音になります。『家族になろうよ』や『squall』の最高音がE4にです。『squall』は裏声に抜かしているのですが、『家族になろうよ』は地声orミックスで出しています。(何度か聞いたのですが判断がつきませんでした。)

そして女性のミックスボイス最低音のA4は『粉雪』の最高音です。男性ではなく女性のスタートが粉雪の最高音にになります。

あなたが思っているよりもスタートの音はずっと低いのではないでしょうか?

いきなり高い声から始めるから失敗する

ちなみに昔の僕は高い声が出せずに、昔のアニメソングや福山雅治さんの楽曲、女性曲のオクターブ下しか歌えていなかったのも、ミドルボイスの声区から考えると理にかなっていると考えられます。

ミックスボイス=高い声。といった誤解を持ってしまうと、低い音から始めずにいきなり高音から始めてしまいます。

そのほとんどの方が上手に発生することができず、「俺にはミックスボイスは出せないのか…」と落ち込んでしまいます。

あくまでミックスボイスは声区です。地声と裏声の橋渡しをしてくれる存在です。ミックスボイスが出せるようになり、鍛えていくことで低い音から高い音まで綺麗に出すことが出来るようになります。

誤解②:ミックスボイス=特別なスキル

あなたの周りにボイトレに通っているわけでもなく高い声を出せる人はいないでしょうか。

あなたがゼーゼーと息を切らせて歌っている中、全くつらそうな顔もせず、あなたが憧れる歌手の曲を原曲キーで歌い「え?高い声の出し方?うーん…。ただ張り上げているだけだよ」なんて意味の分からないアドバイスをしてくる。

こんな人を見るとミックスボイスは限られた人にしかできない特別なスキルと勘違いをしてしまいます。

僕は高校1年生の時に音楽の専門学校に入学したので、入学当時から物凄く歌が上手い人や、ミックスボイスが綺麗に出せる人がウジャウジャいました。中にはドラム科なのにミックスボイスを綺麗に出せるやつまで…。

「特別なスキル」と思うと努力ができなくなる

ミックスボイス=特別なスキル。と思ってしまうとミックスボイスにチャレンジする気力も失せてしまい、「どうせ俺はできないよ」「私は高音の才能がないのね」と思ってしまう。

それでも頑張って練習を始めたけど、中々上手くいかずに「やっぱり限られた人しかミックスボイスはできないんだ…」と落ち込んでしまい練習をやめてしまう。

特別なスキルと思ってしまうことで、チャレンジをする気力も湧かない。またいざ練習を始めてもすぐ挫折をしてしまう。なんてことになってしまいます。

実際僕がミックスボイスの習得に6~7年かかったのは、「自分にはミックスボイスは出せないから地声だけを鍛えよう」と習得をずっとしていなかったからです。

ミックスボイスは誰でも出せるようになる

ですが、ミックスボイスは特別なスキルでもなんでもなく、誰でも出せるようになるものです。

地声と裏声のように声区の一つでしかないので、練習を積んでいけばあなたもいつか出せるようになります。

もちろん、バランスや発声のコツを掴むまでに時間はかかりますし、練習も沢山しなければいけません。ですが、続けていくと必ず出せるようになる日は来るのでコツコツと練習をしていきましょう!

ミックスボイスを出す感覚を身に着けたい方は声区融合から始めてみましょう!

ミックスボイスの第一歩!3ステップで声区融合を完成させよう!

 

誤解③:ミックスボイス=力強い声

「ミックスボイスは出せないけどへんな裏声なら出せるようになった」YouTube上で「ミックボイス 出し方」と検索し上位3つに表示されている動画のコメント欄を見てみると必ずと言っていいほどこのようなコメントがあります。

彼らはミックスボイス=力強いハイトーン。といった認識をしているため、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまっているのです。

力強い声も弱弱しい声もある

何度も言うようにミックスボイスとは声区です。

高いミックスボイスもあれば低いミックスボイスもあります。そして力強い声と弱弱しい声もあります。

何もミックスボイスだけじゃなく、地声や裏声も力強い声から弱弱しい声、芯がある声や芯がない声など様々な種類があります。

歌は非常に曖昧なものです。『地声ミックス』や『裏声ミックス』なんて言葉がありますが、あれも地声の要素が強い声。裏声の要素が強い声。という違いしかなく、まったく別々の声ではありません。同じミックスボイスに過ぎません。

まずは弱弱しく低いところから始めましょう

「力強いものしか認めない」といった間違った認識をしていると、いつまでたってもYouTubeで「ミックスボイス 出し方」と検索し、その都度「なんか上手くできないな…。」と首を傾げ、また違う動画を見始めるでしょう。

低い声も高い声も力強い声も弱い声も出し方が正しければ全てミックスボイスです。そしてあなたが最初に習得すべきものは低く弱いミックスボイスです。

まとめ

今回はミックスボイスに関する3つの誤解として

  1. ミックスボイス=高い声
  2. ミックスボイス=特別なスキル
  3. ミックスボイス=力強い声

をご紹介しました。あなたはこれらの誤解を持っていませんでしたか?

もしあなたがこれらの誤解を持っているのであれば、今すぐにゴミ箱に放り投げてしまいましょう。

そしてスッキリとした頭の中に正しい情報を取り込んでいきましょう。あなたが思っているよりもミックスボイスは時間をかければ誰でも習得でき、様々な声質に変化させることができます。

時間はかかってしまいますが、できるところからミックスボイス習得を始めていきましょう!

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