【むしろ下手に!?】絶対におすすめしないボイトレを3つご紹介します【どっちかというと思考法】

 

こんにちは、稲富翔です。

Googleのクロームを開きボイトレのブログ記事を熱心に見ているあなたは今よりも歌を上達したいと切実に願っているでしょう。

そんなあなたに伝えたいことがあります。この3つのボイトレをすると効果が出ないどころかむしろ下手になってしまう可能性がある。と。

今回はおすすめしないボイストレーニング方法を3つ。厳密に言えばボイトレをするときにこの思考を持っていると上達しないよ。といったものを3つ+逆にボイトレをする際におすすめな手法や考え方をご紹介していきます。

ここを知らないとボイトレ教室や専門学校に入学しても上手くならないどころか、無駄な時間や労力、お金までも消費してしまう場合があります。そうなりたくない方は是非最後までしっかりと見ていってください!

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記事だけじゃなく動画で学ぶことで記憶の定着率は上がっていきます!

①地声だけで高音を伸ばそうとする

あなたは地声だけで頑張って歌っていないでしょうか。また、地声だけで高音を伸ばそうとしていないでしょうか。もしそうであれば、今すぐ辞めたほうが良いです。

地声だけで高い声を伸ばそうとすると、歌うことが辛くなるどころか最悪歌えなくなっていきます。

1曲通して歌えなくなった僕の事例

僕も以前まで「地声だけで高音を伸ばしていこう」と考えていました。

「ミックスボイスなんて俺には出せないから地声だけを伸ばしていこう!」そう思い地声だけで高音を伸ばそうと毎日毎日スタジオに籠ってはシャウトをしステージに立ってはシャウトをし続けていました。

そのおかげか、ある程度まで声を伸ばすことができました。最高音としてA♭4の音まで出せるようになりました。もともと高い声が全く出せなかったので「あともう少しで粉雪が歌える!」と浮かれていたのを今でも思い出せます(笑)

ですが、ある問題が出てきました。

一曲を通して歌えなくなりました。

地声のシャウトはエネルギーを根こそぎ使う

地声で高い声を出すことは出来るようになったのですが、一つ一つの声を出す負担が物凄く、本当に酷い時はワンフレーズしか歌えない。サビをワンコーラス歌うと顎や背中に物凄い負担がかかる。

実はYouTubeに動画投稿をしていた時にその現象が起き、レコーディングの際は1フレーズ1フレーズを小間撮りし、後でつなぎ合わせるなどの作業をしていました。

本来なら音程が上がるにつれて、声帯の厚さを変えていく必要があります。音が上がるにつれ少しずつ声帯を薄める必要があります。

ただ僕は声帯の厚さをそのままにしてブレスや他の筋肉を使って無理やり分厚い声帯を震わせて発声をし続けていました。

ついに高い声だけじゃなく低い声も息が沢山出てしまって声にならない&歌っていて苦しい(息を沢山使っているから)状態になってしまい、一曲を通して歌えなくなりました。

大好きな歌が「怖い」ものに代わります

もしあなたが地声だけで高音を伸ばしたい!と熱烈に思うのであれば止めはしません。ただその先の道は本当に辛い道で、最終的には大好きな歌が歌えなくなってしまいます。

音楽が好きで専門学校にまで入学した僕が、当時は歌うのが怖くなりカラオケにすら行くことが出来ませんでした。

あなたは大好きな歌が「怖い」ものになってもいいのでしょうか?

自己満足ではなく本当の意味で歌を上達したいのであれば「地声だけで高音発声をしていこう」と思うのは辞めたほうが良いでしょう。

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②目的もなくボイトレ&歌唱をする

次におすすめしないのは目的もなくボイトレや歌唱をすることです。

別に趣味で歌っています。趣味でボイトレに通っています。そんな人であれば、そこまで考える必要はありません。

ただ、本気で歌を上達していきたい!いつかはプロデビューもしたい!と思う人は目的をもってボイトレや歌の練習をすべきだと考えています。

毎日練習をしているのに歌が上達しない後輩

専門学生の時、毎日スタジオで歌の練習をした後輩の女の子がいました。誰よりも朝早くに学校に着き毎日毎日と練習をしていました。

本来なら少しずつ上達するか、ある日突然グンッと成長しないとおかしいのですが、彼女の歌は一向に上達しませんでした。

「なんで上達しないんだろう?」と気になってスタジオの前にあるベンチに座り彼女の練習を観察しました。

なんと彼女はただただ何度も繰り返し歌を歌い続けているだけでした。

本番前なら反復練習も効果的だけど…

別に同じ曲を何度も歌う訓練は悪いモノじゃありません。

本番が近づく時に何度も反復練習をすることで歌を自分自身取り組む。そういう目的であれば効果的でしょう。

ですが、

  • 苦手を克服したい!
  • 今まで出せなかった音域を出したい!
  • もっと歌唱力を上げたい!

と思うのであれば、しっかりと目的をもって、その目的にあったトレーニングをしないといけません。

プロでも頭を使ってトレーニングしている

メジャーリーガーのダルビッシュさんは以前Twitterにて「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」とおっしゃっていました。

メジャーでゴリゴリに活躍しているダルビッシュさんでも日々頭を使ってトレーニングをしています。

プロでも頭をトレーニングをしています。

いや、頭を使ってトレーニングをしてきたからこそプロになれたんだと思います。

どの分野であっても頭を使ってトレーニングをする必要があります。せめて今日のトレーニングでは何を習得したいか。何を改善したいか。と目的、目標を定めることは非常に重要です。

目的を持たずに、ただただ歌い続けると後輩の彼女のように何時まで経っても上達する日はこないでしょう。

③録音をせずにボイトレ&歌唱をする

3つ目におすすめしないのは録音をしないことです。

録音をせずにボイトレや歌の練習をしていては、本来の練習効果の10分の1にも満たないと僕は考えています。

自分の歌声を意識して聞けていない

あなたがボイストレーニングをしている最中、カラオケで歌を熱唱している時は、思っているよりもたくさんのことに気を配っています。

  • 音程を外さないようにしよう
  • 裏返らないようにしよう
  • 歌詞は間違えてないか?
  • リズムはしっかりとれているか?
  • 表現はしっかりとできているか?

たくさんのことに意識を向けています。

たくさんの事に意識が向いているため、自分の声を客観的に聞くことは不可能だと思ってください。

歌を録音すると全く違って聞こえる理由

「いや、私はカラオケで歌っている時、自分の歌はしっかり聞けてますよ」なんていう人はたまにいますが、録音をして聞いてみると全く違って聞こえることはよくあります。

歌っている時、喋っている時に聞こえる自分の声は骨伝導によって加工された声になります。本来の声より若干低い音になっています。

一方録音されたものは骨伝導がされておらず、空気振動で音を拾うため、本来の声の状態になります。

  • 「え?私ってこんな声しているの?」
  • 「なんかいつもよりも高く聞こえる」
  • 「幼く聞こえる」
  • 「なんだか気持ち悪い…」

そう思ってしまうのは録音された声がおかしいのではなく、普段あなたが聞いている声のほうが若干低く加工されているからです。

あなたの歌声にお金を払う人がいることを忘れないで

客観的に自分の歌を聞くことは非常におすすめです。というか絶対やらないといけない作業だと考えています。

趣味で歌を歌う人であれば別にする必要はないですが、将来的に歌手になりたい人や、今現在ステージに立って歌っている人は絶対録音をして客観的に聞きましょう。

というのもあなたが録音をした音源は普段お客さんが聞いているあなたの歌声です。お金を払ってあなたのステージを見てくれているお客さんが聞いている歌声です。

録音した音源が微妙なものなら、お客さんが聞いているあなたの歌も微妙なものです。

自分の歌声を録音せずにお客さんに聴かせる行為は、味見を全くせずに料理を提供するレストランと全く同じことです。

プロでもアマでもステージに上がって人前で演奏をするのであれば、この意識は非常に大切です。

大丈夫。録音はすぐに慣れるから

ここまでの記事を読んでも「自分の歌を録音したくない!」と思う人はいるでしょう。

その気持ちは痛いほど分かります。だって僕も昔は自分の歌を録音するのが大っ嫌いでしたから(笑)

ですが、不思議なもので、何度も録音していくと自分の声に慣れてきます。なんなら好きになってきます。

「あー俺の歌声最高…」「私の歌声ってなんて綺麗なの…」なんて思えたら最高&最強です(笑)

録音は慣れます。是非日々のボイトレやステージでは録音を必ずするようにしましょう!

ボイトレにおすすめの考え方

最後に歌が上手くなりたい人に向けたおすすめの思考を3つ解説します。まあ先ほど逆をすればいいんですけどね。

  • 地声だけを伸ばそうとせず声区全体を開発する
  • レッスンや練習の目的をハッキリとさせる
  • 録音をして客観的に自分の声を聞く

地声だけで高音を出そうとするのではなく、声区全体を開発していく。地声、ミックス、裏声をそれぞれ開発していくためにボイトレをする。

地声やミックス、裏声はそれぞれに相互作用を促してくれます。たとえば裏声を鍛え続けるとミックスボイスの高音が出しやすくなったり、地声の柔軟性が上がり発声がしやすくなったりなどなど。どれか一つに固執するのではなく全体を開発することはおすすめです。

また練習をする際は目的意識をハッキリとさせる。そして録音をして客観的に自分の声を聞く。おすすめなやり方は練習を1時間やるとしたら、「この1時間で何を上達させたいか」を考え、練習開始直後と終わりの2箇所で録音をする。練習が終わった後に聞き比べてちゃんと上達出来たか判断をする。

一つのやり方ではありますが、おすすめな練習方法です。是非試してみてください。

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