ボイトレは感覚か理論か。【結論:どっちでもいい】

 

こんにちは、稲富翔です。

先日ボイトレの生徒さんから「先生たちはウォーミングアップでどんなことしますか?」と質問をされました。

ボイトレ講師が3人と生徒1人の状態で、講師2人(僕以外)が永遠に、鬼滅の刃の映画がどうとか、アニメ実写化は、るろうに剣心とデスノートしか認めないとか、中学生の時無印良品で黒い手帳を買い、自作でデスノートを作って校庭に置き「誰か拾わないかな」と教室から眺めていた。とか色々と話していた時に質問をされました。

で、その時の講師の答えがそれぞれ異なっていたので、その回答をもとにボイトレは感覚ですべきか、理論ですべきかを解説していきます。

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同じボイトレ講師でも十人十色

生徒さんから「ウォーミングアップってどんなことしていますか?」と3人の講師に質問があったのですが、面白いことに全員回答がバラバラでした。

それぞれが言っていた回答は以下の通りです。

  • A「リップロールと腹式とハミングをそれぞれ15分ずつ」
  • B「何もしない」
  • C「その時その時によって変える」

それぞれ深堀して解説します。

ボイトレ講師A場合

ボイトレ講師Aはゴスペル畑の人です。ちなみに僕と同期の講師。

彼は「感覚タイプ」で、本人も感覚タイプと自覚をしています。

自分の感覚を大切にしているため、体のコンディションを高めることを重点にウォーミングアップをしています。特に腹式呼吸を重点的に行っているそう。

「それぞれ15分ずつやると調子がいい」と感覚的な理由でウォーミングアップをしています。

ボイトレ講師Bの場合

講師Bはオペラ畑の人で僕の先輩講師です。

先輩は「特に何もウォーミングアップですることはない」と言っていました。なんなら本番の3日前になって「ヤバイ練習しないと!」となるタイプだそうです。

ちなみに僕は小学生の時、8月29日あたりで何も終わっていない宿題をみて「ヤバイ!」と絵日記に適当なことを書きまくっていました。あの日々が懐かしい。

おそらく先輩も感覚タイプだと思います。「体が喜ぶような発声」とよく分からないことを言っていたので多分そうだと思います。因みにこの人が中学時代にデスノートを作りました。

ボイトレ講師Cの場合(稲富翔)

講師Cは僕ですね。僕は多分ポップス畑?ロック畑?自分もどの畑から生まれたのかよく分かっていませんが、たぶんポップスだと思います。

僕は感覚も大切にしていますがどちらかというと「理論タイプ」で、

  • 「ウォーミングアップは体を起こすために行うからリップロールだけをちょっとやる」
  • 「昔は体全体をほぐしながらブレスを整えてたけど効果がないからやめた」
  • 「プラスアルファ今必要なトレーニングもウォーミングアップの時にする」
  • 「ミックスボイスとかヘッドボイスとかを組み込むこともある」

と、いかにも理論的な理屈っぽいことを話しました。

Q:ボイトレは理論か感覚か A:どっちでもいい

「ダメなボイトレ講師は感覚でレッスンをし、良いボイトレ講師は理論でレッスンをする」これが正しいことだと思っている人は多いでしょうが、僕はぶっちゃけどっちでもいいと考えています。

ボイトレ講師に限らず、スポーツや芸術などの分野であっても、『目指すべきゴールは同じ』でそこまでの道筋が違うだけに過ぎません。

同じ山の頂上を登るにしてもルートは無限にありますよね。理論ルートを通るのか感覚ルートを通るのか、最初は感覚ルートだったけど途中で理論ルートに切り替えることもありです。

僕たちボイトレ講師は生徒さんのタイプによって感覚で伝えるか理論で伝えるかを切り替え、スムーズに山の頂上を目指すため日々レッスンをしています。

だから「ダメなボイトレ講師は感覚でレッスンをし、良いボイトレ講師は理論でレッスンをする」は浅はかな考えに過ぎません。

あなたは理論タイプ?それとも感覚タイプ?

感覚か理論かはどっちでもいいのですが、自分のタイプを把握することはめちゃくちゃ大切です。

現に先ほどの3人のボイトレ講師は自分のタイプをしっかりと把握したうえで生徒さんの悩みにアドバイスをしていました。

自分のタイプをしっかり把握することで、ボイトレ教室の選ぶ基準だったり、YouTubeやブログでボイトレの情報を収集する際に情報の取捨選択ができるようになります。

あなたは理論タイプ?それとも感覚タイプ?特徴を載せてみたので確認してみてください。※これまでの指導経験から出た特徴なのであくまで参考程度に

理論タイプの特徴

  • 比較的男性に多い
  • YouTubeやブログで情報収集するのが好き
  • なぜ出来ないのかを理論的に知りたい
  • 考えすぎて声が出せなくなる時がある

感覚タイプの特徴

  • 比較的女性に多い
  • あまり情報収集はしない
  • 教科書を見るより先生の発声を直接聞くほうが伸びる
  • 自分が何故できるorできないか説明ができない
  • 成長するときは一気にする

あなたのタイプにあった先生を見つけよう

あなたと同じタイプの先生にレッスンを受けたり、同じタイプの先生が投稿しているYouTube動画やオンラインコースを学ぶことで成長スピードは格段にあがります。(もちろん同じタイプで相性が合わない場合もあります)

また「この先生は何のタイプなのかな?」「○○タイプの先生だったらこの質問の仕方がいいかも」と応用することもできます。

嫌な言い方ですが「先生を利用する」こともできてしまいます。

そんなことしていいはずがない!と意見が来そうですが、僕たち講師はむしろガンガン利用してくれと考えています。それぐらいの気持ちでレッスンを受けに来てくれたほうがこっちも楽しいですしね。

まとめ

今回の記事の内容をまとめます。メモに書き留めておくと今後のボイトレに役立つかもしれませんよ。

  • ボイトレは理論か感覚か。どっちでもいい
  • あなたのタイプをしっかりと把握しましょう
  • 自分のタイプにあった先生からアドバイスを受けるといいかも
  • 「この先生は何タイプ?」と考えられると先生を利用できるようになる

ぜひ、あなたのボイトレに役立ててください!

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