声区(ボーカルレジスタ)を理解しよう

 

こんにちは、稲富翔です。

あなたが今後、ボイストレーニングを通じて

  • 地声(チェストボイス)
  • ミックスボイス
  • 裏声(ヘッドボイス)

を鍛えていこうと考えているなら声区(ボーカルレジスタ)を理解することは最重要事項になります。

このレクチャーでは声区とは何かをご紹介していきます。

ここを理解することで「ここを意識すればいいんだ」と日々のボイトレの質が上がっていきます。また情報収集する際にも役立つ内容なので必ず理解をしておきましょう!

声区って何?ボーカルレジスタって何?

まず声区(せいく)とは何か。について解説していきます。

声区とは『声』『区』分と書きます。英語ではボーカルレジスタ(vocal register)と言います。

声区とは、個人差によって多少変わりますが音の高さによって声質が変化することを指します。

ここからここまでは地声(チェストボイス)ここからここまではミックスボイス(ミドルボイス)ここからここまでは裏声(ヘッドボイス)と声質が変化することを声区といいます。

ピラミッドの下から

  • チェストボイス(Chest voice)
  • ミドルボイス(Middle Voice)
  • ヘッドボイス(Head voice)
  • スーパーヘッドボイス(Super head voice)
  • ホイッスルボイス(Whistle voice)

と音質が変わっていきます。

あなたの住んでいる町内をイメージしてみてください

声区がなかなかイメージ付かない人はあなたの住んでいる町内をイメージしてください。

町内には「ここからここまでは1丁目」「ここからここまでは2丁目」と決められた区域がありますよね。

他県にドライブで行くと「ここからは○○県です」みたいな看板を見たことないでしょうか。

声区も同じようなもので、「ここからここまでは地声です」「ここからは裏声です」といったイメージです。

練習中は声区を意識しましょう

声区を理解せずにボイトレをしてしまうと

  • 地声のまま頑張って張り上げてしまう
  • 早い段階で裏声に切り替えてしまう
  • 自分はどの声区が弱いのか客観的に分からない

と色々な障害が出てしまいます。

ボイストレーニングは感覚が全てです。ボイトレ講師の方の中には「高い声は地声を張り上げているだけだよ」と伝える方がいます。

実は出している感覚は地声なだけで、実際はミックスボイス(ミドルボイス)に自然と切り替えていることで高い声を出すことができています(hiAとかhiBは地声で出すのはほぼ無理だと考えてください)

地声の張り上げはマジでNG

「高い声は地声で出している」をそのまま真に受けてしまうと、無理して高い声を地声で出そうと頑張ってしまいます。それが地獄への片道切符とは知らずに…。

僕はこの張り上げ列車に乗り込んでしまった結果、一時期は歌を通しで歌えなくなるところまで行ってしまいました。

カラオケに行き好きな曲をデンモクでピピピと入力し、いざマイクを持って歌おうとしてもワンコーラスで疲れは果てしまっていました。

先日カラオケに行った際「いつもなら1時間で疲れて寝てたのに今は余裕そうだね」と言われたぐらいです。

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2020年11月18日

地声は男性ならE4、女性ならA4まで

一時期、歌を通しで歌えなくなったのは声区を理解していなかったから。

声区を理解すると、地声で出せる音域は男性ならE4、女性ならA4までと分かります。これ以降は徐々にミックスボイスにバトンタッチをしなければいけません。

「高い声は地声を張り上げているだけだよ」という人は勝手に声区が切り替わるように体がカスタマイズされています。

もしあなたが勝手に切り替わるようカスタマイズされていないのであれば、意識して切り替えるトレーニングをしていきましょう。その際におすすめなのが声区融合(こえくゆうごう)です。

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2020年11月13日

E4やA4って何?

ボイトレのブログやYouTubeの動画で「E4」や「A4」って言葉をよく使いますが、「何なのかいまいち分からない…」って思っている人いると思います。このAとかGっていうローマ字はアメリカの音名呼びになります。

  • イタリア式:ドレミファソラシド
  • アメリカ式:CDEFGAB
  • 日本式:ハニホヘトイロ

ここから考えるとE=ミ、A=ラの音になります。

またローマ字の横についている数字は音の高さを表します。下から何番目の音の高さかを数字で表しているのです。

E4は下から4番目のミの音になります。C5は下から5番目のドの音になります。数字が大きければ音が高くなるイメージですね。

【豆知識】
音の世界基準はラの音です。なのでローマ字でAの表記がされてたり、日本ではイの表記がされています。(イロハニホヘトのイ)

※注意※声区はグラデーションのように変わります

ここは非常に大切な要素なので必ず理解してください。

声区は音の高さによって変わっていきますが、グラデーションのように変化していきます。下の画像をご覧ください。

これは地声のまま張り上げた結果、途中で声が裏返った(フリップ)状態を指します。一方もう一つ下の画像は

しっかりとグラデーションが付いており、地声、ミックス、裏声と綺麗に経由することが出来ています。

実際の発声はこんな感じ※音が出ます

僕自身まだまだ練習が必要な状態です(笑)

こんな感じで少しずつ変化していくことを意識して声区の練習をしてみましょう!

あなたは声区を鍛えていますか?

声区を満遍なく鍛えていくと歌は上達していきます。僕は「ボイトレとは声区を開発する作業だ」と考えているほどです。

あなたは声区を鍛えていますか?また自分の弱い声区は何か理解しているでしょうか?地声だけを出し続けても必ず頭打ちが来ます。

裏声やミックスボイスも並行して鍛えていきましょう。そのためにもまずは声区を理解しましょう。

まとめ

この記事の内容を復習しましょう。

  • 声区とは音の高さによって声質が変化すること
  • 地声には出せる音に限りがある
  • 声区はグラデーションのように変化させよう
  • あなたは声区をしっかり鍛えていますか?

ぜひあなたのボイトレの参考にして下さい!

 

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